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[BOOKデータベースより]
時は一三世紀前半。舞台はイベリア半島とピレネー山脈、フランスを横切り、イタリアを南下してローマに及ぶ南欧の広大な地域。語り手は「路上のヨナ」と称ばれる浮浪人、ほとんど文字を読まず書かずの下層の人物だが、聡明で、ラテン語を含め多数の言語を話す。ある時は英国の外交使節やドイツの学僧や神聖ローマ帝国皇帝が法王庁に送った騎士(スパイ)等の従者となり、ある時は旅芸人の一団に身を投じ、必要ならば乞食をして東奔西走する。―堀田善衛(一九一八‐九八)が一九八五年にその大部分をバルセロナの客舎で書いた小説。
[日販商品データベースより]戦後派を代表する作家・堀田善衞が、1985年にその大部分をバルセロナの客舎で書いた代表的長編を復刊。中世ヨーロッパの支配層の群像が、語り手ヨナの視点から描かれる。篠田一士と著者との対談も収録。