植物の環境応答と形態形成のクロストーク

Ｓｐｒｉｎｇｅｒ　ｒｅｖｉｅｗｓ　

シュプリンガー・ジャパン
岡穆宏　岡田清孝　篠崎一雄　

• 価格: 5,280円（本体4,800円＋税）
• 発行年月: 2004年01月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784431710301

内容情報

[BOOKデータベースより]

環境条件が整わないと発芽は起こらないし、花芽形成は日長と密接に関係している。植物の発生・分化は、遺伝的プログラムと環境因子とが互いに絡み合って進行する。植物ホルモンや光など環境刺激に対する応答、その応答に伴う形態形成など、遺伝的プログラムと環境応答との接点の解明をめざす待望のレビュー集。

１　環境応答の分子機構（光受容体と光応答；光屈性；花芽形成と花序形態形成における環境因子との相互作用　ほか）
２　植物ホルモン応答と形態形成（ジベレリン応答；アブシジン酸応答；ブラシノステロイド応答　ほか）
３　細胞内シグナル伝達にかかわる因子群とその機能（シロイヌナズナのＨｉｓ‐Ａｓｐリン酸リレー制御系；高等植物の分子時計と疑似応答因子；ＣＯＰ９シグナロソームと形態形成・環境応答　ほか）