聴竹居に住む

モダニストの夢

産經新聞出版 日本工業新聞社
高橋功（１９４５ー）　

• 価格: 2,515円（本体2,286円＋税）
• 発行年月: 2004年01月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784819109505

内容情報

[BOOKデータベースより]

ここ数年、奥深くて上品な名を持つ「聴竹居」がブームになっています。それは、京都府大山崎町の天王山麓に建築家・藤井厚二が昭和３（１９２８）年に建てた「実験住宅」です。設計した住宅に自ら住むという地道な実験を続け、５回目の実験住宅を「最も現代に適応する住宅」と結論づけたのが、聴竹居です。本書では、ありのままの聴竹居を知ってもらおうと新聞連載した『モダニストの夢』を季節で構成し直し、調理室や納戸などのプライベートゾーンについても大幅な加筆を試みました。聴竹居の暮らしを擬似的にでも体験いただき、四季折々の風情まで味わって下さい。

春　五感のおもてなし（それは幻の実験住宅；理想の住まいを華麗に追求　ほか）
夏　涼風がめぐる（夏も涼しい環境共生住宅；西風を取り入れる　ほか）
秋　綾なすもみじ（時代の新潮流と歩む；「空飛ぶ象」に秘めた決意　ほか）
冬　華燭のぬくもり（聴竹居の「松・竹・梅」；フロアスタンドとピアノ　ほか）

[日販商品データベースより]

モダンな和風住宅に道を拓いた建築家・藤井厚二氏が、昭和３年、実験住宅として建築した「聴竹居」。築７５年を経て現代に通じるその環境共生住宅の全容を、住人のインテリアデザイナーが綴った書。写真も多数収録。