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[BOOKデータベースより]
ソ連/ロシアとアメリカの二つの大国にとってこの十数年はまさに激動の年月だった。ソ連の崩壊と冷戦の終結は、ロシアのみならずアメリカにも「意味の解体」という返り血を浴びせたのである。チャレンジ精神、廉潔さ、弱い者への思いやりといったアングロサクソンの伝統的価値観は、多民族社会の多様な価値観の中に今や埋没しつつあるという。著者はまさにこの激変の時期にモスクワとボストンに勤務したのだが、この二つの都市は三十年前、たまたま外交官としての研修を受けた地でもあった。その結果、著者は三十年を隔てて、二つの都市とそこに生きる人々の変化を考察することができたのである。いま世界で何が起きているかを伝えてくれる稀にみるレポートである。
1 大国に暮らしてみれば(モスクワは夜踊る―ロシア;今は昔のアメリカならず―アメリカ)
[日販商品データベースより]2 万物は流転する(「心は変わりましたか」―ロシア;多民族化の喧噪―アメリカ)
3 「意味」の解体(ヨーロッパの憂愁―デンマーク;「ロシア的」なるもの―ロシア;衰退と再生と―アメリカ)
4 文明の中心と周線(ジャパン・クール―日本;シルクロード幻想―ウズベキスタン)
世界は文明の大転換期にある。冷戦の終わり、ソ連の崩壊を自らの目で見た外交官が、米国、ロシア、西欧での20年間の勤務経験を踏まえて、急激に変化する世界を異境ウズベキスタンから報告。