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[BOOKデータベースより]
本書所収の論考は、一九九五年『源氏物語攷』刊行以後発表の源氏物語に関するものと、既発表の中古文学についてのものに、未発表の一篇を加えたものである。
１ 伊勢物語（語り手の言葉；今の翁 ほか）
２ 源氏物語（発想；語意）
３ 枕草子（定子後宮の文化の記録；日記的章段の情報 ほか）
４ 詠歌環境（大井川御幸和歌序―貫之の序；大蔵史生倉橋豊蔭 ほか）
５ 有職（雷鳴壺；日の始まりは寅の刻説存疑）