数量化革命

ヨーロッパ覇権をもたらした世界観の誕生
Ｔｈｅ　ｍｅａｓｕｒｅ　ｏｆ　ｒｅａｌｉｔｙ．

紀伊國屋書店
アルフレッド・Ｗ．クロスビー　小沢千重子　

• 価格: 3,850円（本体3,500円＋税）
• 発行年月: 2003年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784314009508

内容情報

[BOOKデータベースより]

ヨーロッパ帝国主義が比類なき成功をおさめたのはなぜか？理由のひとつは、科学革命に先立つ中世・ルネサンス期に、人々の世界観や思考様式が、宗教的なものから普遍的・効率的なものに変化していたことだと著者は言う。数字、機械時計から楽譜、遠近法まで、幅広い分野に目配りしながら、そうした変化をもたらした数量化・視覚化という革命を跡づけてゆく西欧精神史。

第１部　数量化という革命―汎測量術（パントメトリー）の誕生（数量化するということ；「敬うべきモデル」―旧来の世界像；「数量化」の加速　ほか）
第２部　視覚化―革命の十分条件（視覚化するということ；音楽；絵画　ほか）
第３部　エピローグ（「新しいモデル」）

[日販商品データベースより]

ヨーロッパ帝国主義が成功をおさめたのはなぜか？　理由のひとつは、中世・ルネサンス期に、人びとの世界の捉え方や思考様式が、宗教的なものから普遍的・効率的なものへと変化していたことだと著書は言う。暦法、機械時計、地図、記数法、絵画の遠近法、楽譜、複式簿記……広範な分野で並行して起こった、数量化・視覚化という革命を跡づけてゆく西欧精神史。