- 江戸お留守居役の日記
-
寛永期の萩藩邸
講談社学術文庫 1620
講談社
山本博文
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2003年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061596207

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[BOOKデータベースより]
時代は江戸初期。江戸藩邸に詰めて幕府・諸藩との折衝にあたった萩藩江戸留守居役、福間彦右衛門の日記『公儀所日乗』。そこには二千人の藩士が暮らす藩邸の生活の様子や留守居役の実像が細かく記されている。由井正雪の乱や支藩との対立など、迫りくる危機を彼らはどのように乗り越えたのか。第一級史料が描き出す、藩の命運を賭け奮闘する外交官の姿。
プロローグ 福間彦右衛門の登場
[日販商品データベースより]第1章 お留守居役と幕閣・旗本
第2章 支藩との対立
第3章 萩藩の江戸屋敷
第4章 他藩との交渉
第5章 町人と江戸藩邸
第6章 御家のために
第7章 二つの代替わり
エピローグ 彦右衛門の引退
根まわしに裏工作――現代社会の原像
藩の命運を賭けてたたかう外交官
時代は江戸初期。江戸藩邸に詰めて幕府・諸藩との折衝にあたった萩藩江戸留守居役、福間彦右衛門の日記『公儀所日乗』。そこには二千人の藩士が暮らす藩邸の生活の様子や留守居役の実像が細かく記されている。由井正雪の乱や支藩との対立など、迫りくる危機を彼らはどのように乗り越えたのか。第一級史料が描き出す、藩の命運を賭け奮闘する外交官の姿。
江戸時代初期の環境の中で、幕藩間をむすぶ留守居役の活動は、藩にとって死活をとわれる緊張した重要任務であった。のちの留守居役のように、糸目をつけない交際費を使って、吉原でどんちゃん騒ぎをしていられる時代ではなかったのである。……当時の社会の雰囲気と江戸藩邸の実態を、留守居役とかれをとりまく人々をとおして感じとっていただきたい。――(本書「はしがき」より)