パンタとレイニンの反戦放浪記

彩流社
Ｐａｎｔａ　椎野礼仁　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2003年09月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784882028222

内容情報

[BOOKデータベースより]

伝説のロッカー・パンタと同世代人レイニンが戦争直前のイラクに行って、考えた新ノンフィクション。イラク戦争の「深層」、ベトナム反戦・新左翼・「次」の反戦、ストッパーのはずれたアメリカと思考停止の日本…。善人面しない「反戦・平和」はあるのか？しなやかでしたたかな戦略。

１　パンタとレイニンの華麗なる（！？）遍歴（“あの”頭脳警察；パンタは過激派なのか？；赤軍派の幹部Ｍ　ほか）
２　２００３年２月、開戦前のイラクにて（「敦盛」メール；「元赤軍派議長」；塩見孝也のオルグはストレートだった　ほか）
３　討論　知られざるイラク戦争の“深層”と「反戦」の行方（マスコミが伝えないイラクの“深層”部；「反戦」は可能なのか？；アメリカ、イラクそして日本）

[日販商品データベースより]

「頭脳警察世代」からのメッセージ。伝説のロッカー・パンタと同世代人レイニンが、戦争直前のイラクに行って、考えた新ノンフィクション。イラク戦争の「深層」、ベトナム反戦・新左翼、ストッパーのはずれたアメリカと思考停止の日本……善人面しない「反戦・平和」とは何か？

（本文から→）みんな自分以外はバカだと思ってる風潮の中で、そんなおまえが一番バカなんだよと、みんなにも自分にも言いたい今日この頃。……

パンタの歌はメッセージ？　全然違うさ。歌でメッセージしようなんて思った時点で、その歌は本当のメッセージじゃなくなる。どこか公式的で、偉そうで、ポリティカル・コレクトネス的な気分が免れない。自分が心底思ってることを歌にしたとき、初めて心が伝わるものだと、オレは思っている。……