江戸幕府と情報管理

原典講読セミナー　１１

臨川書店
大友一雄　

• 価格: 2,530円（本体2,300円＋税）
• 発行年月: 2003年09月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784653038092

内容情報

[BOOKデータベースより]

幕府の体制整備と情報管理の関係とは。将軍吉宗時代、寺社奉行らが時代の流れに合わせ、より便利で効率的な情報管理の方法を開発する様子を『大岡越前守忠相日記』にみる。また、江戸時代を通じた幕臣の記録管理の特徴と職務への意識に迫る。

第１講　幕府寺社奉行の組織構造と記録管理（寺社奉行の記録管理と将軍吉宗；寺社奉行における記録管理の改善策；寺社奉行の執務と記録管理の実際）
第２講　寺社奉行の月番制と情報伝達（月番制と文書管理；封印と文書引き継ぎの諸段階；寺社奉行の新旧交代と情報伝達）
第３講　幕府奏者番と情報管理（奏者番の組織と勤務；執務情報の組織的伝達；奏者番手留とその特徴；奏者番手留の作成と情報活動）

[日販商品データベースより]

幕府の体制整備と情報管理の関係とは。将軍吉宗時代、役人がより便利で効率的な情報管理の方法を開発する様子を「大岡越前守忠相日記」に見るとともに、江戸時代を通じた幕臣の記録管理の特徴と職務への意識に迫る。