[BOOKデータベースより]
はっぴぃさんはこまったことやねがいごとをきいてくれるのです。やまのうえのおおきないしのうえにはっぴぃさんはときどきくるのだそうです。5歳から。
[日販商品データベースより]困ったことや願いごとをきいてくれるはっぴぃさん。山の上の大きな石の上に時々来るというはっぴぃさんに会うために、ある日の早朝、男の子と女の子がそれぞれに出かけ…。荒井良二6年ぶりの新作絵本。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「クリスマスに贈りたい本 2013」レビューコメント
クリスマスには関係のないお話ですが、とっても心があったまるお話になっています。(りんごぱい/女性/10代)
はっぴいさんは困ったことや願い事を聞いてくれるのです。はっぴいさんは山の上の大きな石の上に、時々来るのだそうです。なんでものろのろのぼくは、のろのろじゃなくなるようにと、なんでもあわててしまうわたしは、あわてなくなるように、はっぴいさんに会いに行き、その途中で出会います。待っても待っても、はっぴいさんは現われませんでした。「のろのろは なんでもていねいだからだとおもうわ」「あわてるのは なんでもいっしょうけんめいだからだとおもうよ」はっぴいさんは来ませんでしたが、太陽を見ているうちに、二人はなんだかはっぴいさんに会えたように思いました。
この絵本、親のほうがじーんときます。
初めて読み聞かせた時、感動して泣いてしまって、娘に「だいじょうぶ??」と心配されました。(笑)
この絵本はいただきもので、最初のページに戦車みたいなものが描いてあるし、なんだか怖いなぁ…と思いながら読み始めたのです。
でも読み進めていくと、性格のまったく違う「ぼく」と「わたし」の重なり合いに引き込まれてしまいました。
二人とも「はっぴぃさん」という具体的な、でも実体のないものを追いかけていたのですが、ふと気づくのです。
そして気づいて、晴れやかな気持ちで別れていくのです。
読みながら共に気づけたとき、娘も感動できるようになるのでしょう。
その時まで、大事にとって置いてあげようと思う絵本です。(やまももママさん 30代・長野県 女の子3歳)
【情報提供・絵本ナビ】