小澤征爾音楽ひとりひとりの夕陽

講談社＋α新書　１５３ー１Ｃ

講談社
小池真一　

• 価格: 924円（本体840円＋税）
• 発行年月: 2003年08月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784062721905

内容情報

[BOOKデータベースより]

「実験」。小沢征爾は音楽家としての意味を語る時、つねにこの言葉を口にする。「東洋人として西洋音楽をどこまでやれるか」という挑戦の一日一日。「世界のオザワ」になった今日でも、その初志は変わっていない。ぐだぐだ理屈をこねるのではなくて論より証拠の「事実」を見せつけてやる、という冒険的姿勢こそ、小沢の流儀にほかならない。至近距離から取材してきた著者が初めての「生の声」を届ける。

序章　ウィーン・デビュー
第１章　小沢征爾の「実験」
第２章　「世界のオザワ」と日本
第３章　一人一人の心に音楽を届けたい
第４章　ほんものの音楽へ
第５章　美しい音楽は悲しい味がする
第６章　みんなの音楽へ

[日販商品データベースより]

ウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任した小澤征爾の、音楽家としての「実験」はまだまだ続く。至近距離から取材してきた新聞記者が、音楽だけでなくその人間をも語る。初めて小澤征爾の「生の声」を届ける書。