- 火花
-
北条民雄の生涯
角川文庫 12980
- 価格
- 943円(本体857円+税)
- 発行年月
- 2003年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784043708017
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[BOOKデータベースより]
昭和十一年一月、二・二六事件前夜の東京で、『文学界』からひとりの天才作家が生まれた。ペンネーム以外は謎に包まれたその作家の名は、北条民雄。まだ二十一歳の青年だった。ハンセン病を病みながら文学の道を志し、川端康成に見出されて傑作「いのちの初夜」を残した民雄は、いかに生きて、いかに死んだのか。差別と病魔との闘いのなか、強烈な個性と自我に苦悩し、二十三歳で夭逝した民雄の絶望と愛、生の輝きを克明に綴る感動の長篇。大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞受賞作。
序章 ある回想
[日販商品データベースより]第1章 まぼろしの故郷
第2章 破婚
第3章 全生病院
第4章 わが師、川端康成
第5章 作家誕生
第6章 生きいそぐ青春
第7章 いのちの初夜
第8章 放浪と死と
第9章 転生の秋
第10章 遙かなる帰郷
第11章 二十三歳で死す
終章 ふたたびの回想
ハンセン病の北条民雄は文学を志し、川端康成に見出される。やがて『いのちの初夜』が文学界賞を受賞、ベストセラーとなるがペンネーム以外は秘された。差別と病魔と闘い続けた著者の命の輝きを克明に綴る!