- 夏目家の糠みそ
-
- 価格
- 681円(本体619円+税)
- 発行年月
- 2003年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569579603
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[BOOKデータベースより]
糠みそをかきまぜながら、こう考えた―誰もが舌鼓をうつ糠漬けは、漱石の代から受け継がれた糠床に美味しさの秘密がある。本書は、夏目漱石の孫娘が、祖父漱石と“悪妻”といわれた祖母の素顔、文壇ゴシップと闘った両親への想いを、家族や食卓のひとこまとともに綴る随想集。疎開先で食べた笹団子の味、ビールの味を知った幼き日、毎日通ってくる猫のこと…など、しみじみと心和む46篇。
第1章 夏目家の糠みそ(母からきいた夏目家のくらし;夏目家の糠みそ ほか)
第2章 餌箱のある庭(糠みそ;タタラ人の味 ほか)
第3章 五十二年前の中学生(狸の出没する記念館;阿蘇のそば道場 ほか)
第4章 わが町(引っ越しの日の食事;ぜいたくな悩み ほか)