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[BOOKデータベースより]
家、学校、国家、戦争、天皇…明治から昭和に至る時代の奔流のただなか、いつ果てるとも知らず襲い続ける苦難との格闘には、一個人をはるかに超越する闇が映し出されていた―膨大な資料の精緻な読解に基づいて西田像の全面的塗り替えを迫るとともに、精神分析など多彩な手法によって近代日本に胚胎した問題群を抉り出す。―画期的な“評伝的批評”の挑戦が、ここに始まる。
憂鬱な人
[日販商品データベースより]没落する家/父
反骨の青春
内向する蹉跌
“なければならない”の性格
宗教親和性の起源
ロマンティックな苦悩
猫も死んでしまった
哲学的言文一致
外国語との格闘
慰戯としての和歌
形なきものの形を書く
無の集合論
すれちがう論争
マルクスへのアンビヴァレンツ
父殺しを試みる弟子たち
種の論理の影
右翼による攻撃の中で
人脈と軍脈
象徴化される父
歴史の奔流に姿を現わしつつあった「近代日本」に生きた西田幾多郎。同時代の多彩な史料を駆使して克明に描き出される哲学者の苦悩と格闘の人生に、近代日本の成立過程に現出した問題系を照射する斬新な評伝的批評。