- きつねのたなばたさま
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2003年06月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784418038091
[BOOKデータベースより]
やまじゅうをあるきまわり、やっとみつけたのは、やまいものはです。こぎつねは、つるごとはをかみきると、のあざみのはなのしるをあしにぬり、はのうえに、くっきりとあしあとをのこしました。「おかあさんがかえってきますように」こぎつねはいのりました。
[日販商品データベースより]子ぎつねは、食べ物を探しに出たまま帰ってこないお母さんの夢を見ると、山のふもとの農家の母子を見にいく。短冊に願いを書いて笹に飾っているふたりの姿を見た子ぎつねは…。子ぎつねの成長をあたたかく描く絵本。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
マカロン
-
生きていく
きつねの悲しいお願い。
叶わなくても、生きていかなくてはいけない。
生きていく大変さと乗り越える大切さを学びました。
こぎつねはいなくなったお母さんを待ち続けています。ある日、人間の子が七夕の飾りに願い事を書いて叶った様子を見て自分も願いをかけます。ところがこぎつねは字が書けません・・・。七夕のお話に親子の絆、自立を重ねて描かれたちょっぴり切なくも温かい物語です。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
猟師にお母さんを殺されてしまった子ぎつねは、そうとは知らずに
お母さんを待ち続けています。
ある日、人間の子が七夕飾りにお願いを書いているのを見て、字が
書けないながらも一生懸命考えて、自分もお願いごとをします。
人間の子は叶ったのに、自分は叶わない…
せめて夢の中でお母さんに会おうと、食事もとらずに眠ってばかりで
弱ってしまいました。その時、雌の子ぎつねに助けられ、成長した
2匹は家庭を築きます。
一生懸命に考える子ぎつねに、思わず涙が出そうになります。
願いは叶わないままですが、親子の絆や悲しみを乗り越えて成長する
姿に温かい気持ちにもなれるお話です。(ぴこりんさん 30代・福岡県 男の子2歳)
【情報提供・絵本ナビ】