- ジンメル・つながりの哲学
-
- 価格
- 1,067円(本体970円+税)
- 発行年月
- 2003年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140019689
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 社会厚生の測り方
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2023年03月発売】
- 友だち幻想
-
価格:814円(本体740円+税)
【2008年03月発売】
- つながりをリノベーションする時代
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2016年12月発売】
[BOOKデータベースより]
社会になんとなく疎外感を抱くことはないか。自分の居場所などないと思えたり、自由に生きることを阻む檻のように感じたり…しかし、社会はあらかじめ存在するのではなく、人と人の日々のコミュニケーション=相互作用の集積から生まれるもの、そう考えれば、おのずと社会との関係の結び方が見えてくる。そして、「私から社会へ」を考えることは“ほんとうの自分”を振り返ることにつながる。個と社会の問題にこだわり、よりよく生きる道を模索したジンメル思想を現在を読み解くツールとして捉え直す、気鋭の社会学者によるスリリングな試み。
序章 私の社会学体験―ジンメルとの出会い
[日販商品データベースより]第1章 「ジンメル」とはだれか?―相互作用論的社会観の特徴
第2章 社会をどこから見るか
第3章 社会学は何を問題としてきたのか?
第4章 社会の成り立ちと「ほんとうの私」との関係
第5章 「秘密」とは、コミュニケーションを拒否した態度か?―他者との「距離」をどうとるのか
第6章 「闘争」がダイナミックな人間関係を作る
第7章 貨幣の“現象学”―“私から社会へ”つながるメディアとして
第8章 ハイ・モダニティとしての現代―人間関係の相互性を時代とともに考える
終章 “私から社会へ”のルート探し―“根性なしの社会学”からの出発
他者との関係や社会とのつながりについて考えるにはどうしたらよいのか。個と社会の問題にこだわり、よりよく生きる道を模索したジンメル思想を、現代を読み解くツールとして捉え直したスリリングな試み。