肝疾患と生体元素

臨床からみる生体元素シリーズ　第１巻

日本学会事務センター大阪事務所 日本学会事務センター
荒川泰行　

• 価格: 3,080円（本体2,800円＋税）
• 発行年月: 2003年04月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784906417575

内容情報

[BOOKデータベースより]

本書は、肝臓と金属代謝、とくに病態と治療をめぐる最近のトピックスと今後に寄与することを中心にして、それぞれの研究分野で我が国を代表する先生方が執筆したものである。

肝疾患と微量元素
アルコール症と微量元素代謝異常
ＬＥＣラット肝臓の微量元素の動態と役割
遺伝性銅代謝異常症の分子病態
Ｗｉｌｓｏｎ病の診断と治療
慢性肝内胆汁うっ滞症と銅代謝の分子動態
肝細胞癌の銅蓄積と活性酸素・フリーラジカル
ヘモクロマトージス症モデル動物
先天性鉄過剰症の分子病態
Ｃ型慢性肝炎における鉄過剰症と酸化的ストレス
Ｃ型慢性肝炎に対する瀉血の治療効果
Ｃ型慢性肝炎に対する亜鉛補充療法の効果
肝性脳症における亜鉛代謝と補充療法の治療効果
Ｂ型慢性肝炎に対する有機ゲルマニウム療法の治療効果