- 業多姫 2之帖
-
- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2003年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784829162064
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 猫と仲良くお喋りしていたら、王子様に気に入られてしまった件
-
価格:1,550円(本体1,409円+税)
【2025年11月発売】
- 黄土館の殺人
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2024年02月発売】
- 不遇兄妹はしあわせ二人旅に出ます
-
価格:1,485円(本体1,350円+税)
【2025年10月発売】
- Unnamed Memoryーafter the endー 6
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2025年05月発売】
- Unnamed Memoryーafter the endー 5
-
価格:1,485円(本体1,350円+税)
【2025年01月発売】





























[BOOKデータベースより]
「怖くはないのか」少年は言った。身のうちのどこかが、ひどく痛むかのように。少年は、闇を抱えていた。自身ですら気付かない深い闇を。「…怖いわ。けれど、颯音。あなたと共にいられるのなら」茜色の夕日が小さな部屋に射し込み、片隅に座る少女―鳴を照らし出した。異能の力を持つ故に“業多姫”と呼ばれる少女・鳴。異能集団「狐」から、鳴を守ることを誓った少年・颯音。二人は旅立った。全てを捨てて。二人だけで。けれど、共にあることのできる時間は、あまりにも短かった。戦が戦を呼ぶ戦乱の世。二人の絆が、試される―。