- 「鬼と魔」で読む日本古代史
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- 価格
- 628円(本体571円+税)
- 発行年月
- 2003年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569579290
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[BOOKデータベースより]
“恐山のイタコ”“秋田のなまはげ”などの呪術・民俗信仰は、自然と共存するために生み出した“縄文人の知恵”を今に伝えている。彼らは自然の大きな力を“魔”として恐れ、それを鎮めようと“鬼”を創り出し崇拝してきたのだ。本書は、弥生系の渡来文化とせめぎ合いながら日本史の底流に存在してきた“縄文文化”と、そこに込められた“縄文人のメッセージ”を読み解く。
なまはげと鬼―「鬼」と「神」と「魔」
魔の聖地・恐山―現代に息づく魔の信仰
魔の信仰と生と死―霊魂不滅の考えがシャーマニズムを生んだ
赤倉地蔵と岩木山―津軽の魔と死者の祭り
魔が随所に残る東北地方―現代に伝わる魔の信仰
縄文人の信仰を探る―仮面と動物型土器
縄文都市三内丸山―魔の信仰が生んだ豊かな文化
東北地方の縄文的伝統―中央と異なる自然尊重の文化が育つ
大和朝廷と神道の誕生―魔を否定した大王たち
魔を封じる朝廷の祭祀―雷神と天狗
天皇家の呪術の発展―古代人と魔の信仰
魔が生き続ける日本―動物霊と幽霊と新興宗教