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- アドルノ批判のプリズム
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平凡社選書 219
平凡社
徳永恂
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2003年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784582842197


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[BOOKデータベースより]
アドルノ生誕100年に当たる今年、皮肉にも「文明」が「野蛮」と名指すものの殲滅を目指し、啓蒙(文明)の野蛮への転落を説いたアドルノの「啓蒙の弁証法」の正しさが証明されようとしている。かつてアドルノが直面した歴史がそう呼ばれたように、現在の人間理性にとっての「危機の時代」は、アドルノの過酷なまでの「近代」批判をくぐりぬけることによってしか、新たな地平を切り拓くことができないのではないだろうか。本書では、こうした問題意識を共有する、哲学、文学、音楽の領域にわたる8人の研究者が、アドルノが遺した峻険な思想の稜線に挑戦する。
アドルノ再読―ワーグナーと小林秀雄をめぐって
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アドルノの聖戦―一九三六‐一九六二
隠喩としての光耀―アドルノとドイツの詩人たち
キルケゴールとアドルノ
アドルノ生誕100年の今年、世界は再び危機の時代を迎え、彼の思想の正しさが証明されようとしている。野蛮へと転落する文明を批判したその思想の全体像を、8人の研究者が解き明かす21世紀のアドルノ入門。