- スペクタクルの社会
-
ちくま学芸文庫 ト8ー1
La socie´te´ du spectacle.- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2003年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480087355
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 日本人が学ぶべき西洋哲学入門 なぜ、彼らはそう考えるのか?
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2024年09月発売】
- ポパー 第2版
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2024年06月発売】
- 開かれた社会とその敵 第2巻
-
価格:1,573円(本体1,430円+税)
【2023年07月発売】
- 開かれた社会とその敵 第2巻
-
価格:1,573円(本体1,430円+税)
【2023年10月発売】
- ホワイトヘッド『過程と実在』
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2011年03月発売】
[BOOKデータベースより]
「フィルムはない。映画は死んだ」と言ってのけるドゥボールにかかっては、あのゴダールさえ小市民的に見えてしまう。芸術に限らず、思想も政治も経済も、「専門家」に任せきりで、鷹揚にお手並拝見と構えているうちに、いやおうなく「観客」であるしかないどころか、大仕掛けな茶番劇のエキストラに動員されてしまいかねない。こんな世界のありようと疎外感の大元を、本書は徹底的に腑分けしてくれる。ほんとうに「何一つ欠けるところのない本」だ。マルクスの転用から始まるこの本は今日、依然として一個のスキャンダル、飽くなき異義申立てと「状況の構築」のための道具であり、武器であることをやめていない。
1 完成した分離
2 スペクタクルとしての商品
3 外観における統一性と分割
4 主体と表象としてのプロレタリアート
5 時間と歴史
6 スペクタクルの時間
7 領土の整備
8 文化における否定と消費
9 物質化されたイデオロギー