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[BOOKデータベースより]
どんなにリサイクルを推進しても、輸入される資源量が減らない限りゴミ問題は解決しません。一方で、今なおダムや原子力発電のような、大規模に環境破壊を招く開発が、需要の伸びを越えて推進されています。今の開発や金融・貿易メカニズムが、飽くなき利益追求のために必要とされているのなら、その社会システム自体を変えない限り、いくら「地球にやさしい」行動をしても無意味です。本書は、地域に金融・エネルギー・政治権力を取り戻すことで、地球の上に、持続的に暮らせる地域社会を作れることを示し、そのための利益中心でない市民主体の社会作りを提案しています。
第1章 滅亡の兆候(地球温暖化による滅亡;感染症による滅亡 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 自動破壊システム(リサイクルシステムを崩壊させるリサイクルの推進;虚構の開発 ほか)
第3章 誰のための世界か?(貿易という名の「破滅競争」;貿易の受益者と責任主体 ほか)
第4章 誰が地球を守れるのか(人々を追い詰める環境保護;誰がその価値をはかるのか ほか)
第5章 分散型社会に向けて(金融の地域分散;エネルギーの地域分散 ほか)
なぜ不必要で環境によくない事業が行われるのか。その原因が世界的な金融と貿易にあることを分析。地球上に持続的に暮らせる地域社会を作ることが可能なことを示し、利益中心でない市民主体の社会作りを提案する。