藤森照信の原・現代住宅再見

ＴＯＴＯ出版
藤森照信　下村純一　

• 価格: 2,515円（本体2,286円＋税）
• 発行年月: 2002年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784887062184

内容情報

[BOOKデータベースより]

眼力が違う。視点が新しい。見慣れた物が違って見える。現代住宅の源流を見極める。

打放しコンクリートの元の元―本野精吾の「自邸」
幾何学と工芸的技巧の狭間―藤井厚二の「聴竹居」
日本初、コンクリートむき出し住宅―本野精吾の「旧鶴巻邸」
桂離宮の記憶がゆらめくモダニズム―清家清の「森博士の家」
モダニズム能舞台―増沢洵の「コアのあるＨ氏のすまい」
バウハウスの脇道―山脇巌の「諸井邸」
根は法事―菊竹清訓の「スカイハウス」
内向してこそ見える建築の核―篠原一男の「から傘の家」
機能主義、合理主義、技術主義の極致―広瀬鎌二のスチール・ハウス「ＳＨ‐６０・ＳＨ‐６７」
テラスの上と下―吉村順三の「軽井沢の山荘」〔ほか〕

[日販商品データベースより]

現代住宅はアール・ヌーヴォーに始まるモダンデザインの原理を繰り返し反復しているのか。建築史家である著者が、１９２０年代から現在に至るモダニズムの小住宅を来訪。その源流を探るべく、独自の視点で鑑定する。