- 古典落語
-
- 価格
- 1,694円(本体1,540円+税)
- 発行年月
- 2002年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061595774
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
下手な芸人よりよっぽど面白いです。(しとろえん/男性/50代)
[BOOKデータベースより]
「さんまは目黒にかぎる」、「いまなんどきだい?」、「寿限無寿限無…」―。人情の機微、人生の種種相を笑いの中にとらえ、庶民の姿を描き出す言葉の文化遺産・古典落語。本書は明治〜昭和の速記本をもとに、先人の名人芸によって磨き上げられ、伝えられてきた至高の話芸を、完全に再現する。「目黒のさんま」「時そば」「寿限無」など、二十一編を収録。
明烏
[日販商品データベースより]三人旅
厩火事
千早振る
そこつ長屋
三方一両損
たがや
居残り佐平次
目黒のさんま
小言幸兵衛
道具屋
時そば
芝浜
寿限無
三枚起請
崇徳院
野ざらし
青菜
らくだ
がまの油
子別れ
「さんまは目黒にかぎる」、「いまなんどきだい?」、「寿限無寿限無……」――。
人情の機微、人生の種々相を笑いの中にとらえ、庶民の姿を描き出す言葉の文化遺産・古典落語。本書は明治〜昭和の速記本をもとに、先人の名人芸によって磨き上げられ、伝えられてきた至高の話芸を、完全に再現する。「目黒のさんま」、「時そば」、「寿限無」など、厳選された21編を収録。
「 落語はもともと現在生きている咄家によって演じられ、現代の人々を楽しませる話芸だから、古典とか新作といった区別はない。
たとえば古典文学は、作者が当時の表現法で、その時代の人間を描いたものだから、現代人にとって、言葉の意味や語法などは注釈や解説なしには理解が困難である。しかしそうした手続きを要しても、名作は現代人に充分感動を与えてくれる。『源氏物語』の現代語訳が受けるわけなのだ。樋口一葉や夏目漱石でさえ、すでに立派な古典でありながら今に愛される理由である。
逆に古代の社会を描き、歴史上の人物を登場させても、現代作家の作品は現代文学なのだ。「古典落語」がいかに昔の風俗や習慣にいろどられていても、人情や真実が描かれている限り、現代の人々に歓迎されて不思議はないのだ。同時に、だからこそ演者の話芸によっては、どのようにでも手を加え変更させることも可能なのだ。その意味でも逆に、「古典落語」の基本の形態だけは確りとした姿で残しておく必要がある。この本の意義はそこにあるのだ。」(青山忠一「興津要さんと私」より)
[本書の内容]
明 烏
三人旅
厩火事
千早振る
そこつ長屋
三方一両損
たがや
居残り佐平次
目黒のさんま
小言幸兵衛
道具屋
時そば
芝 浜
寿限無
三枚起請
崇徳院
野ざらし
青 菜
らくだ
がまの油
子別れ
落語の歴史
興津要さんと私(青山忠一)