- くものきれまに
-
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2002年12月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784062115018
[BOOKデータベースより]
ひみつのともだちになったオオカミのガブとヤギのメイ。こっそりまちあわせをしたのですがヤギなかまが二ひきのじゃまを…。
[日販商品データベースより]ヤギとオオカミという、本来であれば天敵同士の間に生まれた「種をこえた友情」を、ときにユーモラスにときに切なく描いた絵本「あらしのよるに」シリーズ。
信じ切る大切さを描いて、子どもから大人まで多くの読者に愛されて累計380万部を超えるロングセラー絵本です。
講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞JR賞受賞作。小学4年生国語教科書《光村図書》にも掲載されました。
TVアニメ化、映画化、歌舞伎化など、さまざまに展開しています。
今の世界情勢を見ると、まさに今のほうがこの物語が必要になっていると思います。人種が違っていても、肌の色が違っていても、偉い人とそうでない人でも、金持ちでも貧乏でも、友情が生まれるかもしれません。その友情を信じていれば、あらゆる困難にも打ち勝ち、新天地に向かうことができる、と思っています。(作家きむらゆういち)
◎「あらしのよるに」シリーズ全7巻
その後、「新あらしのよるに」シリーズとつづきます。
<1巻>あらしのよるに――種をこえた友情はなぜ生まれたか?
<2巻>あるはれたひに――友情は食欲に勝てるか?
<3巻>くものきれまに――秘密の友だちって、いろいろたいへん。
<4巻>きりのなかで――仲間か? 友だちか? それが問題だ。
<5巻>どしゃぶりのひに――生きるためには、うらぎりも必要なのか?
<6巻>ふぶきのあした――この友情は、もう誰にも止められない……。
<7巻>まんげつのよるに――2ひきの友情ははたして永遠?
◎「新あらしのよるに」シリーズ
<1巻>あいことばはあらしのよるに 2025年3月発売予定
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「あらしのよるに」シリーズ第3弾。
前作・前々作では語られなかった2匹の名前も明らかになり、更には新しくヤギの仲間が登場します。
2匹のやり取り以外に、別の存在の登場で、前作までとは別の問題が出てきます。これからのお話の先に暗雲を予感させる内容。
メイの友達のタプはいいヤギなのに、2匹の中を割くような発言に、なんだか邪魔な奴に見えてきてしまいます・・。
全2作だけで読むのをやめていれば、この先の2匹の辛い葛藤を読まずに済むと思うのですが、この「くものきれまに」を読んでしまっては、もう引き返せませんね。
そして、「くものきれまに」の先のお話を読んでこその このシリーズです。
「立場の違う者・敵対する者同士の友情はありえるのか」
読み進めていくほど、重くなる内容ですが 2匹のやり取りに感動する事は必至。
1冊も決して短くはないし、全巻一気にまとめて読んだりするのは、ちょっと厳しいと思います。
でも、それぞれのご家庭などの状況にあわせて、少しずつでも読んでみるといいと思います。(ちょし★さん 30代・熊本県 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】