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[BOOKデータベースより]
本書は、「矛盾的性格を有する社会諸関係が規則性を確保するのはいかにしてか、規則性に危機が生じるのはなぜか、危機からどのような規則性が生じるか」というレギュラシオン(調整と危機)の問いを、長期経済不況、雇用と社会統合の危機、地球環境危機といった現実の社会関係の危機に内在して研究してきたアラン・リピエッツの多産な著述活動の中から、レギュラシオン・アプローチの方法と諸概念に関する論文、および政治的エコロジーに関する論文を選び訳出した論文集である。
第1部 レギュラシオン理論とは何か(ある寓話をめぐる考察―調整と蓄積の概念のマルクス主義的規定;アルチュセール主義から「レギュラシオン理論」へ;レギュラシオン・アプローチから政治的エコロジーへ―レギュラシオン学派の形成をめぐる政治状況と理論的研究のプログラム)
第2部 危機と大転換の社会理論(三つの大危機―資本主義の変容と労働運動;国家の経済的介入の長期的性格と局面状況的性格;国民的次元と地域的次元は資本主義の世界的危機に対してどれだけ自律的か?)
第3部 政治的エコロジー(永続可能な発展―歴史と挑戦;政治的エコロジーとマルクス主義;レギュラシオニストの政治的エコロジーか、環境経済学か?;責任の概念と国際関係:地球温暖化を例にとって;もう一つの世界化:気候変動枠組み条約)