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- 春信の春、江戸の春
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文春新書 274
文藝春秋
早川聞多
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2002年10月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784166602742


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[BOOKデータベースより]
これまで浮世絵春画は、ともすれば誇張された性器の表現ばかりが注目され、たとえその芸術的価値を認める者であっても、春画=男性用のポルノグラフィであることには疑いを持たなかった。しかし、図中に書き込まれた「詞書」「書入れ」などと呼ばれる文章を読み解けば、まったく異なる世界が拓けてくる。それは、江戸人の多様な「愛のかたち」を、和歌や漢詩といった古典の世界に「見立て」て楽しむ、高度な表現形式をもつ芸術であった。
第1章 浮世絵春画の特色
[日販商品データベースより]第2章 鈴木春信という絵師(春信とその周辺;春信の見立絵)
第3章 『風流座敷八景』―絵解きの楽しみ(『座敷八景』の見立て;『風流座敷八景』の絵解き)
第4章 『風流艶色真似ゑもん』―色道修行の旅(『風流艶色真似ゑもん』前編の絵解き;『風流艶色真似ゑもん』後編の絵解き)
第5章 『今様妻鑑』―漢詩の春画見立て
春画は男が絵を見て欲情するためのものではない。和漢の古典教養をもとに、江戸庶民の風俗と愛のかたちを描いた高度な芸術作品だった。本書は、浮世絵技法の創始者・鈴木春信の春画を、新たな視点から読み解く。