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[BOOKデータベースより]
一九六一年に制定された「農業基本法」。実質的に「棚上げ」されたこの法律の不幸は、当時の農林官僚の描いた理想的構図自体が観念的で、時代を反映していなかった点にある。ここからでてくる教訓は、「理念」は「現実」との接点を持つ限りで「理念」たりうると言う単純な事実である。一九九九年制定の「食料・農業・農村基本法」。この法律は「時代を反映した理念の提示」という一点においてどう評価されるべきか。本書は「大衆消費社会」というコンセプトで読み解く「消費の時代」の農政論である。
第1章 食料・農業・農村基本法の基本的特徴と課題
第2章 大衆消費社会と食料・農業・農村基本法
第3章 大衆消費社会の農業振興策
第4章 都市への従属から農村の自立へ
第5章 近代の地域政策から大衆消費社会の地域政策へ
第6章 農業の多面的機能と政策の公共性
第7章 食料・農業・農村基本法に関する評論
第8章 近年の農業経済関係論調への評論