- 錦絵を読む
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2002年09月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784634545106
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[BOOKデータベースより]
このごろ、絵を読むことや絵について語ることがはやっている。浮世絵を読むこともはやっている。浮世絵のほとんどは錦絵である。本書ではその錦絵を読んでみようというわけである。錦絵はもともと、見て楽しむ要素と、絵から情報を得てそれを楽しむ要素のふたつを併せ持っていた。絵の発する情報を受けとめ、他の絵と比較し、同時代の史料と照らし合わせ、描かれている内容を読みとる作業は実に楽しい。それは、めぐりめぐって見る楽しみも倍加してくれる。錦絵はどのように読めるのか、どこまで読めるのかを、おなじみの歌麿・写楽・北斎の作品を例に綴ってみたのが本書である。
1 浮世絵と錦絵(浮世絵とは;墨摺絵から錦絵へ ほか)
[日販商品データベースより]2 美人画を読む(女太夫の絵;明和期の町娘ブーム ほか)
3 役者絵を読む(役者似顔絵時代の幕開け;写楽の役者絵の再検討 ほか)
4 名所絵を読む(北斎と広重;署名から錦絵を読む ほか)
おなじみの歌麿や写楽、北斎などの作品を例に、美人画・役者絵・名所風俗画を楽しく読み解きながら、作品の背景や作者、絵画文化を成立させた社会のありようを探る1冊。