- 脳とこころ
-
神経心理学的視点から
ブレインサイエンス・シリーズ 24
- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2002年09月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784320054011
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[BOOKデータベースより]
筆者らが専門としている神経心理学は高次精神活動を脳の構造との関連において研究する分野であり、まさに「脳とこころ」の相関を研究対象としている。一方「脳とこころ」という命題は最近、認知心理学、神経科学あるいは哲学などさまざまな分野から取り上げられている。本書は、真っ向からこの命題を取り上げるのではなく、日本の神経心理学会の立ち上げやそこでトピックとなったいくつかのテーマ、神経心理学と認知科学や認知心理学との関係、あるいは個の問題などについての、神経心理学を専門とする精神神経科医と神経内科医との対談を通して、読者に「脳とこころ」の相関について考える機会を提供できればと願って企画された。座談会に続いて、対談の中で取り上げられたいくつかのテーマに関連する、すでに発表済みの各自の著述を独立した章として載せた。
座談会 脳とこころ―神経心理学的視点から
[日販商品データベースより]第1章 日本神経心理学会の現況―沿革と展望
第2章 精神医学と神経心理学
第3章 精神・脳・神経心理―「知る」とはどういうことか
第4章 神経心理学の展開
第5章 精神医学からみた脳とこころ―特に幻覚と心因健忘について
神経心理学は人間の高次精神活動を脳の関連において研究する分野であり、まさに「脳とこころ」の相関を研究対象としている。その神経心理学を専門とする精神神経科医と神経内科医が座談会の場で「脳とこころ」の相関について論議し、さらにその発言に関連する著述を各一章ずつ掲載することによって、いっそう各著者の見解が理解できるよう配慮した異色の書である。