- 9・11と日本外交
-
- 価格
- 726円(本体660円+税)
- 発行年月
- 2002年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784061496224
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[BOOKデータベースより]
ナイン・イレブン―小泉政権はテロ発生を受けて緊急の七項目支援策を発表、テロ対策特別措置法を成立させ、戦時下で初の自衛隊の海外派遣へ踏み切った。一見スムーズに進んだかに見える自衛隊派遣やその活動をめぐり、日本政府の内部だけでなく、日米間でも激しい駆け引きや暗闘が繰り広げられたことはあまり知られていない。近代戦において、戦闘区域と非戦闘区域の区別はますます難しくなっているが、「日の丸を見せる」ことが優先された結果、両者の線引きについての議論は深まらないまま、派遣へ突き進んだ。自衛隊派遣をめぐる表と裏の動きを交錯させながら、政策決定のからくりを検証し、同時テロ後の日本外交、日米同盟の姿と課題に迫る。
序章 ナイン・イレブン
[日販商品データベースより]第1章 極秘公電
第2章 イージス迷走
第3章 テロ対策特別措置法
第4章 「アラビアの虹」作戦
第5章 同盟の試練
終章 貢献国リスト漏れ
「ショー・ザ・フラッグ」の真相、イージス艦派遣を巡る知られざる日米の攻防、湾岸戦争の「汚名」を引きずる外務官僚、法の抜け穴探しに躍起になる政府高官など、同時テロ後の「日米同盟」の現実を極秘情報で綴る。