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[BOOKデータベースより]
中国・満州における親父の行動はどこか奇っ怪で、あまりにも「訳ありのあやしい奴」。初めは関東軍のために働く満鉄の調査部員、次には理想に燃える協和会事務長、やがて共産主義者と思われるようになり、一転、北方国境の警備を務める一兵卒に…。その結果、実はソビエトの(あるいは日本の)スパイだったのでは?などと息子の前には疑問符が山と積まれて遺された。しかし、幼かった弟の衝撃的な死に様の記憶を糸口に、疑問の解明にのりだした著者はいつしか運命に導かれるようにして、作家・長谷川四郎の内面の秘密にたどりつく。従軍とシベリア抑留体験をもとに味わい深い佳篇を著した作家のミステリアスな内奥に迫る。
1章 最初の晩餐
[日販商品データベースより]2章 生と死の謎
3章 父の正体
4章 面会と命拾い
5章 捕虜となって
6章 帰国と入国
特異な作風で知られた作家・詩人長谷川四郎の長男が、満州時代を描いた父の作品の謎の部分を子どもの目を通して検証する。従軍とシベリア抑留体験をもとに、味わい深い佳篇を著した作家の、ミステリアスな内奥に迫る。