対日経済戦争

１９３９ー１９４１

中央公論事業出版
土井泰彦　

• 価格: 3,300円（本体3,000円＋税）
• 発行年月: 2002年08月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784895141871

内容情報

[BOOKデータベースより]

第２次世界大戦史研究の欠落を埋める。米英両国は綿密な経済戦争計画を立案し実行した。日本の政治機能の不全が浮かび上がる精査な研究。

第１部　米国の経済圧力から経済戦争への転化の過程（英国の経済戦争発動と重要物資の米国依存―１９３９年９月から４０年６月まで；米国の総動員体制への準備―１９４０年６月から４１年３月まで；米国の経済防衛から経済戦争への移行時期―１９４１年３月から７月まで　ほか）
第２部　米国の対日経済戦争（対日石油政策の方向転換；日・蘭印交渉から南部仏印進駐へ；全面的な石油禁輸政策への転換と対日資金凍結の組み合わせ　ほか）
第３部　経済戦争の評価と教訓（ドイツと日本に対する経済封鎖の差異；米国の対日経済戦争の教訓と評価）

[日販商品データベースより]

１９３９年９月のヨーロッパでの第２次世界大戦勃発から、４１年１２月の日本の真珠湾攻撃に至るまでの２年３ケ月間の国際政治史の研究書。第２次世界大戦に至る過程を「経済戦争」という視点から捉えて分析する。