- グローバリゼーションの終焉
-
大恐慌からの教訓
The end of globalization.日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
ハロルド・ジェイムズ 高遠裕子- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2002年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784532350017
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[BOOKデータベースより]
今日以上に、人、モノ、カネが国境を越えて移動していた19世紀後半から20世紀前半にかけての第1期グローバリゼーションの時代。だが、度重なる金融危機の伝染、グローバリズムへの反動として保護貿易主義と移民への規制が広がるなかで、世界を結びつけていた制度と仕組みが破壊され、実効性のある制度改革もなく、大恐慌とともにグローバリゼーションに終止符が打たれた。アジア、ロシアと相次いだ金融危機、LTCM破綻、反WTOデモ、そして欧州における極右政党支持の広がり―。現在、グローバリゼーションへの反発と不安感がふたたび高まりつつある。大恐慌の時代と現代では、何が同じで、何が異なるのか。グローバリゼーションを崩壊に導く要因はいったい何か―。気鋭の経済史研究者が、1920年代から30年代に至る、世界の金融、貿易、移民、国民経済をめぐる問題を綿密に検証し、今日のグローバリゼーションが持続するための条件を浮き彫りにする。
第1章 イントロダクション―グローバリゼーションの終焉と大恐慌の問題
[日販商品データベースより]第2章 金融政策と銀行の不安定性
第3章 関税、通商政策と世界貿易の崩壊
第4章 移民に対する反動
第5章 ナショナリズムの時代か資本の時代か
第6章 結論―いつか来た道か
誰もが持続すると考えがちなグローバル化。だが歴史はその崩壊を何度か経験してきた。何が振り子を揺り戻すのか。大恐慌がもたらした直近のグローバリズム崩壊の過程から、今日への教訓を導き出す。