詩にかかわる

評論集

思潮社
入沢康夫　田野倉康一　

• 価格: 3,080円（本体2,800円＋税）
• 発行年月: 2002年06月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784783716075

内容情報

[BOOKデータベースより]

不可能性の極点で詩の存立を問いつめ、半世紀にわたって未踏の詩的領域を拓きつづけた入沢康夫の、詩への深い信憑と透徹した認識をあますところなく伝える、待望の散文集成。

１　わが出雲・その他―主として回想的に（私の出雲；一枚のレコード　ほか）
２　詩の方位―主として随想的に（ボルヘスむだばなし；奇妙な図書館群―昼下りの閲覧机で見た夢　ほか）
３　詩にかかわるあれこれ―主として時評的に（詩にかかわるあれこれ；豊崎光一氏を悼む　ほか）
４　ハーン・ネルヴァル・賢治―いくぶんか考証的に（永遠の遊行びと；鍵と鳥と角灯―ネルヴァルの死んだ場所　ほか）

[日販商品データベースより]

作品は作者を作るのだろうか…。不可能性の極点で詩の存立を問いつめ、半世紀にわたって未踏の詩的領域を拓きつづけた著者の、詩への深い信憑と透徹した認識をあますところなく伝える、待望の散文集成。