正岡子規・革新の日々

子規は江戸俳句から何を学んだか

本阿弥書店
復本一郎　

• 価格: 2,750円（本体2,500円＋税）
• 発行年月: 2002年06月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784893738271

内容情報

[BOOKデータベースより]

短い生涯を全力で駆け抜けた子規。その革新の日々はまた江戸俳句との格闘でもあった。月並俳句の迷路を抜け出した思考の背景を探る。

１　『病牀六尺』と江戸俳句（子規が最後に口にした俳人；蕪村の「探題雁字」　ほか）
２　『獺祭書屋俳話』と江戸俳句（時鳥の桎梏；さてはあの月がないたか　ほか）
３　『俳諧大要』と江戸俳句（「俳句は文学の一部なり」；「歌よみに与ふる書」への抵抗　ほか）
４　『俳句問答』と江戸俳句（病魔の襲来；子規の快哉　ほか）

[日販商品データベースより]

３６年という短い生涯を全力で駆け抜けた子規。その革新の日々はまた江戸俳句との格闘でもあった。没後１００年、月並俳句の迷路を抜け出した、近代俳句の創始者の思考の背景を探る。