[BOOKデータベースより]
子どものときから昆虫がだいすきでした。昆虫とあそび、昆虫の模型を作って、楽しくすごしていました。なかでもカマキリはカブトムシやクワガタと同じくらい気にいっていました。なぜって、頭が自由に動くから。呼びかけて振り向いてくれる虫なんてカマキリくらいです。そんなカマキリとぼくの出会いの話を聞いてください。
[日販商品データベースより]虫とりに行ったこんちゃんが見つけたのは、1匹のカマキリ。捕まえようとすると、鎌を振りかざして怒ったのに、そばにいたらカマキリの方から、こんちゃんの手に乗ってきました。虫と友だちになりたい男の子の話。
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昆虫に興味が出てきた息子へ読みました。
タダサトシさんの絵本はとにかくデッサンがすばらしい。
デフォルメされてるのに、きっちり描いてあります。
カマキリくんと遊びたいこんちゃん。
家に連れて帰って遊んでいるうち、カマキリくん、ぐったり(笑)
元気がないからバッタたちの虫かごへ入れてあげて眠ることに。
翌朝、カマキリくんは元気でしたが、他の昆虫の姿が・・・
「こんなひどいことをするなんて」とこんちゃんは泣きます。
でも、こんちゃんは気づく。
カマキリくんは生きた虫を食べて生きること。
そして、それを見守ることができないこと。。。
「また、遊ぼうね」とはらっぱに還してお話は終わります。
虫や縁日で買ったきんぎょなど。
小さな生き物を安易に飼ってしまい、死なせてしまったり、飼えなかった経験は誰にでもある記憶だと思います。
それを子ども自身が経験し気づき、どうすれば一番いいか答えを出していく絵本です。
きっと虫を連れて帰ってくることが息子にもあるでしょうが「どうせ世話しないんだからダメ」なーんて言うのはもったいないぞと思わせてくれました。
ついつい世話をしてしまいがちな大人が一切登場しないのも魅力的です。
きっと男の子は好きなんじゃないかなー(ともさん。さん 20代・東京都 男の子3歳)
【情報提供・絵本ナビ】