- 中国「愛国攘夷」の病理
-
吹き荒れる電脳ナショナリズム
小学館文庫 Rせー5ー1
- 価格
- 524円(本体476円+税)
- 発行年月
- 2002年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094027464
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[BOOKデータベースより]
「核戦争をやろうじゃないか。中国人は半分の六億五千万人が死んでも後の半分は生き残る」「フィリピンも日本もベトナムもインドもアメリカも全部消滅させるのだ」…いま中国で吹き荒れる熱病的ナショナリズム。特にエリートが集うインターネットでは反米、反日、台湾侵攻、世界征服論まで公然と語られる。天安門事件後の「愛国主義昂揚」「国恥教育」キャンペーンで過激な愛国主義が定着した。旭日旗柄の服を着た女優は国民から「国賊」とされ、外資企業は「民族差別」だと告訴される。北京大学卒の元留学生が危ぶむ中国の現実。この「熱病を」知らねば日本人は大ヤケドする。
序章 国民的アイドルへの「魔女狩り」
第1章 自己陶酔と他人憎悪のナショナリズム(北京五輪誘致の成功に見られる「愛国主義感情」の正体;フィリピンという「蛮夷の国」の罪)
第2章 過激派たちの「中華聖戦」と「世界征服」(「中華聖戦」への熱望と「世界制覇」の白日夢;「中華聖戦」の戦略献策と「アジア征服」の野望)
第3章 外資企業相手の「愛国攘夷」(愛国攘夷はいつでもどこでも;「日本航空叩き」から「日本叩き」へ)
第4章 なぜウルトラ・ナショナリズムに浸るのか(「自己愛」から「他人憎悪」へ;異質性の起源と中国ナショナリズムの原型;近・現代史におけるナショナリズムの変転;集団的異常精神を生み出した「国恥教育」)