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[BOOKデータベースより]
『ミカドの肖像』の主役・堤康次郎のライヴァル、五島慶太がデザインした欲望の構図とは。
第1章 田園都市という名のユートピア
[日販商品データベースより]第2章 不動産業の原型をつくった男
第3章 理想と現実のコントラスト
終章 聖なる森の物語
日本人が目指したライフスタイルのルーツとは
都心に勤めるサラリーマンにとって、東急沿線の住宅地、とりわけ田園調布に一戸建てを持つ、というのが一つのステイタスだが、内実は、満員電車での苦痛な通勤でしかない。そもそものルーツはかの渋沢栄一の息子・秀雄がイギリスのガーデンシティーに魅せられて構想を立てた田園都市計画。しかしこの構想は、五島慶多を始めとする野心あふれる実業家によって欲望に満ちた不動産業へと変貌する。大学の誘致、住宅地と鉄道敷設を一体にした開発、在来私鉄の買収劇など東急王国はみるみる増殖、ロマンあふれる構想はもろくも挫折した。関東大震災後、東京という街がいかにして出来上がっていたかを検証する『ミカドの肖像』の続編ともいえる近代日本論。