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- 安住しない私たちの文化
-
東アジア流浪
晶文社
姜信子
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2002年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784794965288

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[BOOKデータベースより]
居場所がない―韓国籍を持って日本で生まれ育ち、日本にも韓国にも収まりきらない自分がいる。東アジアに「近代」が到来して以来、人々は「国家」や「民族」という枠組みを強いられてきた。著者はいつしか、そうした枠組みからはじき出されて流浪した人々の声を聴き取り、彼らの記憶を追いはじめた。歌・映画・ヒーロー…人も大衆文化も旅をする。移動し、夢を呼びさまし、生きる力を送り合うことで豊かになる。開かれた新しい「物語/世界」の始まりは、そんな風景のなかにあるにちがいない。枠に縛られた想像力を解き放つと、世界はどれほど違って見えるか。私たちの可能性はどれだけ広がるか―。変わらない私たちが変わるための「東アジア文化論」。
プロローグ 私と名前と文化と世界
[日販商品データベースより]第1話 野蛮な野蛮な西洋文明
第2話 すれちがう眼差し、集まる眼差し
第3話 水俣発、流浪の風景のなかへ
第4話 「天然の美」を追って
第5話 演歌の源流
第6話 大衆文化の肉体
第7話 亡命ロシア人たちの東アジア
第8話 上海、シャンハイ、SHANGHAI
第9話 映画と「恨」と想像力
エピローグ 世界に私の居場所はあるか
わが若き友らよ!―あとがき
考えない、想像しない、変わらない日常から大衆文化をテコにして跳ぶ思考のレッスン。枠に縛られた想像力を解き放つと、世界はどれほど違って見えるか。変わらない私たちが変わるための「東アジア文化論」。