[日販商品データベースより]
ねずみの夫婦が娘の婿を探し求める「鼠の嫁入」。茶釜に化けたたぬきが活躍する「文福茶釜」。おなじみの二つの昔話が米内穂豊、石井滴水の名画とともに1冊の絵本に。各1940年、1938年刊を現代仮名遣いで復刊。
昭和11年より出版され、昭和の子どもたちを夢中にさせた「講談社の絵本」から、選りすぐりの名作を新編集で復刊! 日本画・童画の大家たちによる本物の絵の美しさ・丹念さをご堪能ください。
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小澤俊夫さん、金井田英津子さんの『ねずみのよめいり』を読んだ後だったので、表紙のきらびやかさにびっくりしてしまいました。
大富豪の嫁入り話なんて、ちょっと偉そう過ぎるような…。
でも、絵はみごとです。
私がお薦めしたいのは、この本に収録されている「文福茶釜」の方です。
「鼠の嫁入」とは一転して貧乏なくずやさんとたぬきのお話です。
罠にかかっているところを助けられた子だぬきが、茶釜に化けて恩返しするお話です。
登場する人物の表情がとても品が良いことが印象的です。
性善説で成り立った絵物語だと思いました。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】