明治前期日本文典の研究

研究叢書　２７４

和泉書院
山東功　

• 価格: 11,000円（本体10,000円＋税）
• 発行年月: 2002年01月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784757601314

内容情報

[BOOKデータベースより]

序　日本語学史研究方法論序説（国語学史の成立とその意味；国語学史批判の陥穽；国語学と日本語学；国語学史の成立と本論の構成）
第１部　明治前期日本文典の諸相（明治前期の国語教育と文法研究；明治前期文法研究の系統；洋式日本文典の研究―中根淑『日本文典』について；国学風日本文典の研究―佐藤誠実『語学指南』について；明治期文法研究の諸側面）
第２部　物集高見の日本語学史的研究（国学と洋学―『初学日本文典』と物集高世；言文一致と国語教育―『日本文法問答』と『小学詞遣』；辞書と文法―『日本小文典』と近藤真琴；口語文法の研究―『普通日本文典』と下田歌子；折衷文典の完成―『日本文語』と大槻文彦）

[日販商品データベースより]

国語教育のため明治前期に多く著され、また今まで研究史上看過されて続けて来た日本語文法書群「日本文典」「語学指南」などについて、研究史的検討を試みる論著。研究方法論として「日本語学史」を提唱する。