- 「大転換」の歴史社会学
-
経済・国家・文明システム
Minerva人文・社会科学叢書 58
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2002年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623035960
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[BOOKデータベースより]
社会主義を圧倒し、冷戦を終結させた資本主義は、いまや人類社会の基盤そのものを脅かしつつある。そもそも資本主義の発展は、経済の領域のみならず、政治や社会をも巻き込む「大転換」と呼ぶにふさわしい変化をもたらしてきた。好評を博した前著『国家と文明システム』において論じた構想を実証するため、本書は比較史的方法を駆使することによって近代市場社会成立の背景を分析し、市場原理主義や新古典派経済学が孕む、今日の問題状況を解明する新たな視座を提示する。
現代史の曲り角
若干の予備的考察
ヨーロッパの興隆
マックス・ウェーバーから従属理論へ
従属理論の批判的検討(「周辺」の場合;「中心」の場合)
比較史の中の産業革命
近代国家建設をめぐる政治と経済
国家と経済発展
帝国と経済体制―中国
後発国と工業化―日本
植民地と帝国―インドとイギリス
グローバル下における国家と経済
近代世界システムと国家―ドイツの場合