- 富士山宝永大爆発
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- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2002年01月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087201260
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[BOOKデータベースより]
今でこそ、穏やかで美しい姿形を見せている富士山だが、約三百年前の宝永四年(一七〇七)に大爆発している。およそ一〇億立方メートルの山体が一挙に吹き飛び、偏西風にのった火山灰は江戸の町にまで及んだ。その爆発の激しさは、今でも富士山中腹の宝永噴火口に見てとれる。著者は、当時最も大きな被害を受けた東麓の須走村(現・小山町)をはじめ、村々の記録を丹念に読み込むことで、百年にも及ぶ被災地の困難と、それでも、民衆が幕府、藩を動かし復興を勝ち取っていった歴史ドラマを浮き彫りにする。ふたたび富士山の火山活動が予感される今、改めて巨大災害からの復興の歴史に学びたい。
六二〇年ぶりの大爆発
[日販商品データベースより]その日からの飢餓と訴願
幕領に切り替える
御厨地方、自力砂除の苦難
伊奈忠順の御厨巡検と砂除金支給
復興の道遠く
生き残りをかけた入会地紛争
酒匂川川筋一変
田中丘隅と文命堤
蓑笠之介の普請と足柄復興への道
終りなき御厨地方の苦闘
終りに
今でこそ穏やかで美しい姿を見せている富士山だが、約300年前の宝永4年に大爆発している。本書はその宝永大噴火の実態と100年を要したその復興作業を、当地小田原藩の資料などをもとに、リアルに伝える。