- 藤沢周平
 - 
                                
負を生きる物語
集英社新書 0125F
- 価格
 - 748円(本体680円+税)
 - 発行年月
 - 2002年01月
 - 判型
 - 新書
 - ISBN
 - 9784087201253
 
 
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[BOOKデータベースより]
藤沢周平の魅力とは何か。武家もの、市井もの、浪人もの、捕物ものそれぞれに、人と時代を見る目の確かさ、深く強く描く抜群の小説技法があげられる。著者は、戦争嫌い、熱狂嫌い、流行嫌いの藤沢周平に「反時代的な憤怒」を読み取り、「荒涼としてなつかしい物語世界を旅する悦び」を語る。「世界は悦びや愉しみや安心よりも、わずかに悲しみや苦悩や不安が多いと感じる」人間に自分を重ね、作品にふれて「これでしばらく生きていける」とつぶやく。清新な藤沢ワールド・ガイドブック。
藤沢周平、その魅力の源泉―荒涼としたなつかしさ
[日販商品データベースより]負を生きる物語、その魅力の源泉―誰か一人は悲しまなければならない
第1部 負を生きる物語のほうへ―それは藤沢周平ではない/これが藤沢周平である(兄にかわって、ひと言言うべきことがある―武家ものと市井もの;よみがえる記憶に―市井もの一;「泣かない女」の系譜―市井もの二 ほか)
第2部 藤沢周平のほうへ―同時代作家と藤沢周平(三枚の写真から―暗転また暗転の後に;藤沢周平の誕生―反時代的な憤怒がそそぎこまれた;時代小説の暗い輝き―もうひとつの現代小説)
戦争嫌い、熱狂嫌い、流行嫌い。稀有の小説職人・藤沢周平の魅力とは何か。武家もの、市井もの、浪人ものなどを丁寧に読み解き、その魅力の源泉に迫る。清新な藤沢ワールド・ガイドブック。〈受賞情報〉尾崎秀樹記念・大衆文学研究賞評論・伝記部門(第15回)