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[BOOKデータベースより]
本書は、二十一世紀の日本のあるべき目標に向かって前進する前に、まず出発点に立ち戻って、「戦後日本」の基本構造を確認するとともに、占領下で活躍した知識人と、その言語空間を規定していた検閲の実際について批判的に検討したものである。
1 「戦後日本」の原点(初期占領政策の形成過程;新憲法の「欽定」と新興宗教;占領の開始と憲法学者の変節)
[日販商品データベースより]2 初期占領政策に踊った学者たち(東京裁判礼讃の論理;「正義」「文明」「近代」の背後にあるもの;「戦後政治学の教祖」と日本観の問題;進歩的文化人のイデオロギー構造;岩波出版物の「左」展開;与えたれた「言論の自由」の実体)
3 検閲・思想統制の実態(朝日・読売の「民主」革命;英字紙の変身と出版統制;占領軍と『アカハタ』の愛憎;大通信社の解体;民族派出版物の検閲)
4 日本「精神改造」の成功(「民主的」な精神的武装解除;教育改革と教科書検閲;剣はペンより強し―戦後日本の見えない「檻」;おわりに―二十世紀の日本と二十一世紀の日本)
憲法学者は明治憲法を軽々と葬り去り、ジャーナリズムは言論統制に易々と従った。日本人は占領時代いかに「精神的武装解除」を施されたか。米国の占領方針に進んで迎合した知識人・ジャーナリズムの実態を検証する。