- 井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室
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- 価格
- 649円(本体590円+税)
- 発行年月
- 2002年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101168296
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 フッと、日本語のことを知りたくて買ったのですが、小説を読むようになるきっかけをもらった本です。師匠的な存在。文体のひみつや文学のおもしろさを魅力たっぷりに教えてくれます。日本語の話もすごかったです。学校の国語がどんだけイイカゲンなものなのか、衝撃でした。送り仮名や漢字の書き順って、正解がないそうですよ・・さらにおもしろかったのが、辞書の話です。「うとうと」と「うつらうつら」の違いがわかりますか?
[BOOKデータベースより]
まず原稿用紙の使い方、題のつけ方、段落の区切り方、そして中身は自分の一番言いたいことをあくまで具体的に―。活字離れと言われて久しい昨今ですが、実は創作教室、自費出版は大盛況、e‐メールの交換はもう年代を問いません。日本人は物を書くのが好きなんですね。自分にしか書けないことを、誰が読んでも分かるように書くための極意を、文章の達人が伝授します。
作文の秘訣を一言でいえば、自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文章で書くということだけなんですね。
今回は、ずーっと初歩に戻ります。「文章」ではなくて、「作文」という、二歩も三歩も戻ったところへ…。
「必ず文章が間違った方向へ行く言葉」を、実はみなさん、たくさんお使いになっている。
今回は、自分が今いちばん悩んでいることを書いてください。
題名をつけるということで三分の一以上は書いた、ということになります。
いちばん大事なことは、自分にしか書けないことを、だれにでもわかる文章で書くということ。
自分を研究して自分がいちばん大事に思っていること、辛いと思っていること、嬉しいと思っていることを書く。
この「自分本位」が、実は作文の基本なんです。
「読み手」のことを考えることが、実は「だれにもわかるように書く」ことなんですね。
「段落」とは簡単に言いますと「ひとまとまり」ですね。あるひとつの考え方の「ひとまとまり」と考えてください。〔ほか〕