お笑いジェンダー論

勁草書房
瀬地山角　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2001年12月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784326652624

内容情報

[BOOKデータベースより]

「ライブ」の活気を再現する！女と男の「社会的性差」をめぐるお話の数々。笑って笑ってその先は、しっかり考えよう。

１　お笑いジェンダー論
２　ジェンダー随笑録
３　セックスワーク論―売春は禁止できない
４　主婦保護撤廃論（脱・専業主婦時代の家族政策―家族の戦後体制を越えて；主婦の階層的位置）

[日販商品データベースより]

身近な例から性別による抑圧や問題性をつき、売買春、子育て、主婦優遇策などの難問をわかりやすくときほぐす。

「よりよい性の商品化を」「フェミニズムは女のものか」など、挑発的・根源的な発言で注目されている著者が、ジェンダー、セクシュアリティ、男性差別、子育て、主婦優遇政策について、楽しくわかりやすく縦横無尽に語りおろす。チビとダイエット、バストとハゲ、男女のおごりの力学、不倫・性道徳など身近なはっとする例をひいて性別による抑圧や問題性を突く。とくに、性の商品化については、この難問をタブー視せずに自由に議論しようと提唱。ポルノ、売買春、性労働、性犯罪にかかわる課題を一つ一つ明らかにしていく。単に禁止したり規制するだけでなく、多様な性の規範の共有を許すルールづくりを提言。