東大寺領黒田荘の研究

歴史科学叢書　

校倉書房
新井孝重　

• 価格: 13,200円（本体12,000円＋税）
• 発行年月: 2001年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784751732601

内容情報

[BOOKデータベースより]

伊賀国（現三重県）西南部の一角に位置した黒田荘を、常に東大寺の組織と結合させて観察。

史学史の中の黒田荘
第１部　荘園形成期の寺と杣工（東大寺の修造構造；杣と平野の景観　ほか）
第２部　荘園完成期の寺と住民（大仏再建期の東大寺経済；除田に見る「荘園」と「村落」　ほか）
第３部　荘園衰退期の寺と悪党（民衆の武力；悪党の武力　ほか）
第４部　中世史学の脈絡（戦後歴史学の軌跡と「いま」；中世悪党論の現在―『悪党の中世』によせて）