子どもと悪の人間学

子どもの再発見のために

以文社
亀山佳明　

• 価格: 3,740円（本体3,400円＋税）
• 発行年月: 2001年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784753102181

内容情報

[BOOKデータベースより]

世界の内部で十分生きられない者は、どうすればよいのだろうか？世界の破壊をとおして、世界の外部を希求するほかはない。本書は、新しい“悪”の定義を介して、子どもたちの逸脱的行動を読み解く、人間学的な洞察に満ちた書である。

第１部　定着論と悪（思春期における性愛的経験；社会化と準拠者の不在；子どもとうそ；高度産業社会における学校と暴力；規律・訓練と子どもの自殺）
第２部　生成論と悪（自己変容のコミュニケーション；子どもの自己変容と秘密）
第３部　結論（野性の社会学にむけて）

[日販商品データベースより]

多発し、エスカレートする子どもの暴力を視野にすえ、子どもを大人の位置からではなく、子どもの眼差しの位置から捉え返す。子どもたちの逸脱的行動を読み解く、人間学的な洞察に満ちた書。